今日は埼玉県にある田園ホール・エローラにて行われたコンサートを聴きに行ってきました。
「12本の弦の響き クラシックギター•デュオの世界」と題されたコンサートで、出演は大萩康司さんと鈴木大介さん。
ギターは弦が6本張られていて、2台のギターで奏でるデュオなので、「12本の弦の響き」ということですね。
まさしく全編通して12本の弦が織りなす、時に力強く、時に優しさ溢れる甘い音色が、心にまで響きわたりました。
ギターと言われると、独奏や歌の伴奏のイメージを強く持たれている方も多いかもしれませんが、クラシックギターの魅力は、デュオやトリオ、カルテット、大人数での合奏、他の楽器とのアンサンブルなどなど、無限の可能性を持っているということも、今日のデュオコンサートで再認識できた気がしました。
僕個人的にも独奏ももちろんですが、それと同じかそれ以上にアンサンブルの楽しさや魅力を感じてチャレンジしたりもしているので、たくさんの刺激ももらえました。
今日はソリストとしても国内外問わずとても人気のおふたりの息の合った最高峰の演奏を、生で体感することができて、本当に来て良かったです。
そして、演奏以外でも丁寧なMCや立ち振る舞いから、お互いへの信頼関係や優しいお人柄も伝わってきました。
ボリュームたっぷりの濃密なプログラムに加え、アンコールでのカヴァティーナを含む3曲も圧巻でしたが、綺麗な音色に包まれる素敵な時間は、感動の連続であっという間に感じました。
おふたりの演奏者様、そして関係者の皆様に心より感謝いたします。
素敵なコンサートをありがとうございました。